「最近ヴァンピレスの襲撃が増えているし、俺達の身を守るためにも、多少協力してやった方がいいかもしれない」
そう続ける師郎に、隣に座る黎はうなずいて同意する。
その言葉に、ネロはため息をついた。
「いいのかよ、それで」
ボクは皆に危害が及ぶのも怖いから断ろうとしてるんだよ?とネロは仲間達に目を向ける。
「ボクがこの作戦に失敗したとして…その結果、今のように、皆と過ごせなくなっても良いのか?」
ネロはそう尋ねた。
耀平、黎、師郎は一瞬顔を見合わせるが、すぐにまたネロの方へ顔を向ける。
「…おれ達は、どこまでもネロと一緒だ」
耀平が不意に口を開く。
「だから”ネロがヴァンピレスに負けないように”、おれ達が全力でバックアップする」
ネロ、と耀平は立ち上がり呼びかけた。