そうして、わたし達はヴァンピレスから異能力を取り上げる作戦の作戦会議を始めた。
逢賀さんの知っているヴァンピレスの行動範囲・時間から動きの癖まで、様々な事を考慮しつつ作戦は固まっていく。
そして最終的に、ネロと逢賀さんを中心に耀平・黎・師郎の3人が2人を援護するという作戦に決まった。
「…という訳で、こんな感じでいいかな?」
逢賀さんは、自分のスマホで取ったメモをネロ達に見せつつ確認を取る。
ネロ・耀平・黎・師郎はそのメモを見て、いいよ~と答えたり、うなずいたりして同意した。
それを確認すると、逢賀さんはあとで皆のスマホに送っとくねと言ってから立ち上がった。
「そういう訳で、今日はありがとう」
わざわざぼくの急な提案に乗ってくれて…と逢賀さんは苦笑する。
ネロは別にいいよと返した。
「どっちにしろヴァンピレスはその内どうにかしなくちゃいけなかったんだろ?」
「まぁね」
逢賀さんは顔から笑みを消しつつ答える。
「あの子がああなった責任を、果たさなきゃいけないから」
彼はそう言ってから、また明るい顔に戻ってこう言った。