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第一部【FANATICALとADDICTED】p.4

『城壁の外北東17キロメートルの地点にディソーダーの出現を確認。リニアーワルツ、緊急出動お願いします、緊急出動お願いします』

「まずいぞ、やつらが出たんだ」
「ファナ、アッド、お前ら早く行ってこい!」

 後輩研究員が07号室のドアを勢い良く開けて、リニアーワルツたちに怒鳴る。

「うっさいわね気安く呼ばないで!」
「こら、研究員の方にそんな口聞いちゃダメだろ」
「むぅー」

 アッドが子供を諫めるように言うと、ファナはこれまた子供のように口を尖らせた。

「さ、行くぞ」
「ええーん、こんなときに! さっさと終わらせて続きするわよ」
「なんだ続きって……」

 アッドは呆れながら、走って部屋を出ていくファナを追いかけた。

  • 彼らが処分されるまでの物語
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