「いやそんなに驚くなよ」
こっちは軽い気持ちで声をかけただけだし…とミツルは上着のポケットに両手を突っ込む。
わたしはあっごめん…と謝った。
「…で、どうしたんだ、難しい顔して」
考え事かー?とミツルはわたしに尋ねる。
わたしはどうして分かったの?と不思議がったが、ミツルはまー異能力使わなくても分かるさ、と笑った。
「で、なーに考えてんだよ」
悩み事か?とミツルがわたしの隣に座ったので、わたしはまぁそんな感じかな…?と苦笑いする。
「他人に話すべきか迷うような事だけど」
「えっ何それ!」
超面白そうじゃん‼とミツルはわたしの言葉に対し目を輝かせた。
わたしはそ、そう…?と首を傾げる。
「いや、だって俺情報屋だし、面白そうな情報には目がないんだよ」
せっかくだから教えて欲しいな~とミツルは両手をこすり合わせつつにやけた。
わたしはそんな彼に引きながら、それはちょっと…とやんわり断る。
するとミツルは、え、どうして?と不思議がった。