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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 25.ヴァンピレス ㉛

「ネロ‼」
「え、アンタぁ⁈」
つい声を上げるわたしに対し、ネロは驚きの余り目を見開いた。
「な、何でボク達ん所に来たんだよ⁈」
来るなって言っ…とネロは言いかけるが、わたしは彼女が言い終えるその前に、ネロと口を開く。
「ヴァンピレスはどうなったの⁇」
「えっ」
わたしの意思を込めた一言に、ネロは少しポカンとした。
「あ、アイツはまだ目的のポイントまでおびき寄せてる最中だぞ」
上手い事イービルウルフに化けてもらってヴァンピレスを兄貴の所まで移動させてる、とネロは続ける。
それを聞いて、わたしはわかったとうなずいた。
「じゃあ逢賀さんの所にわたしを連れてって!」
「えっはぁ⁈」
何でそうなるんだよ‼とネロはわたしに怒鳴る。
「第一アンタは部外者…」
「わたしは、ヴァンピレスに聞きたい事がある」
ネロの言葉を、わたしは力強い口調で遮った。
ネロは思わず黙り込む。

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