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紅狗造物茶会 Act 9

翌日、昼近く。
路地裏をキャップ帽を被ったコドモが、上着のポケットに手を突っ込みながら歩いている。
そのコドモは住宅街の中にある小さな喫茶店の裏手まで来ると、裏口の扉を開けて中に入ろうとした。
しかし扉に手をかけたとき、不意に扉ががらっと開いてジャンパースカートにエプロン姿のコドモが現れた。
「おっかすみ」
キャップ帽のコドモはそう呟き、エプロン姿のコドモはあっ露夏ちゃん、とこぼす。
「今日は早いね」
「たまたまだよ」
露夏はかすみとそう言葉を交わし、屋内に入ろうとした。
しかしかすみは…あっ、と声を上げる。
「そういえばなんだけどさ」
かすみがそう言ってエプロンのポケットからなにか白い封筒を取り出したので、露夏は?と首を傾げた。

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