「で、かすみはどうしてぼーっとしてるの?」
不意にかすみの隣に座るキヲンが、テーブルに身を乗り出してかすみに尋ねる。
キヲンは、もしかしてナツィのこと考えてた〜?とにやけた。
「そ、そんなことないよ」
かすみはそう苦笑いする。
キヲンはそうなの?と不思議がるが、ここでナツィがそりゃそうだろとキヲンを睨んだ。
「俺のこと考えてたらそんなぼーっとしないし」
「随分自信のある発言ね」
「うるさいピスケス」
ナツィの言葉に対しピスケスがそう茶々を入れたので、ナツィはピスケスの方に目を向ける。
ピスケスはふふふと笑い、それで、とかすみに話しかけた。
「どうしてそんなに気が抜けちゃってるのかしら?」
なにかあったの?とピスケスは手に持つティーカップをテーブルの上に置く。
かすみはあ、いやぁ…と苦笑いした。
「今朝露夏ちゃんがうちへ来たのに、なんかすぐに出ていっちゃって」
それで戻ってこないから心配になっちゃってさ…とかすみは頭を掻く。
それに対し、ナツィはなんだよと呟く。