足場なんてないのに、ただもがいて、ひたすら上を目指した。悴む手足は痛々しいキズを付けている。まるで、私が生きている証拠みたいだ。 もっと単純な答えでいい。多くはいらないから、たった一つでいいから、カタチある答えを私にください。