振袖に袖を通して
貴方の臆病を一蹴する権利を得るの
美味しいアテの作り方
綺麗なビールの注ぎ方
花嫁修行にしては安っぽいけど
貴方のために覚えたの
水回りのお掃除
洗濯物のアイロン掛け
みんな私に任せてね
ネクタイだって 毎朝私が選んであげる
だから だから
2度目も 気の迷いだなんて
そんなふうに誤魔化したりしないで
私の想いを 踏み躙ったりしないで
ね、お願いよ 先生
儚くて、綺麗で、一生懸命に誰かの為に咲く花みたい。読んでいてドキッとしました。大人な世界に触れた気がします。
noako さん
レスありがとうございます。
ドキッとしていただけて嬉しいです。
今日何処かでこんなふうに物語が始まっていたら
素敵だなと思って書いてみました。