君が好きだったハードロックは僕に愛のなんたるかを懇切丁寧に教えてくれるけど何にしたって、今日はいなくなった君の代わりがどうしても必要なんだ。そうなんだ、どこまで行ったって地続きで、離れられないと思ってた夜は、ジントニックの切れ味鋭くスパッとどっかに切り離されちまった。掛け布団をぎゅっと集め抱き留めて、嫌にカチカチになっちまった顔面を解きほぐすように泣いた。声が外に漏れないように気遣って、頭ん中ドロドロになって叫んだ。君が言ったんだ、君が言ったんだぞ。どうにも終わりは来そうにないって、君が言ったんだ。世の中は常にもがもな渚漕ぐ、なんて思いついて、いよいよ嘘っぱちだ、こんなの、世界がそれを愛と呼んだら壊れちまうほど笑ってやるよ。そうだ、それは、君が好きだったハードロックの、唸るように叫ぶ一瞬の愛と、どこまでも響いていくギターの無鉄砲で馬鹿げた勢いみたいに美しくて、夢みたいに美しくて。
なんだか、大きかった愛が、紙吹雪のように少しずつ千切れていって、そのひとつひとつが叫んでいるような。切ないけれど、それでもカッコいいです。
noakoさん すごく素敵で、的確な表現をしてくれて、長々と書いた自分の詩がちっぽけに見えます。そうなんです、大きかった愛が、千切れて飛んでいっているよう。ありがとうございます。
ね。素敵なんだ。
子守唄代わりにハードロックをかけていた頃のことを思い出して。
真似できないんだなぁ、兄ちゃんのことばは。
こう云うカオスって大好きだ。
シャアさん うん、素敵なんだ、いつまでたっても。
意外と良い眠りにつけるよね。こういう、勢いだけの詩を書いておかないと、駄目になってしまいそうで。僕だって、シャアさんの言葉は真似したくってもできないぜ。