「蒼、ありがとう。」
「お兄ちゃんかっこいい!よかったね、朔っくん‼」
紗那にかっこいいと言われ、上機嫌の蒼。
しかし、案の定、家につく頃には朔は震えていた。風邪の手前といったところか。
「母様!」
薊が駆けた。
帰りの遅い子供達が心配で見に来たのだ。
「朔!」
いつの間にか肩を貸していた蒼は、少々安堵の表情を浮かべた。
「蒼君、ありがとうね。紗那ちゃんも。」
薺は驚くも、微笑んで二人にお礼を言う。そして、薊に向いた。
「薊、先帰ってお布団敷いておいてくれるかしら?」
「うんっ!」
真剣な表情だ。そして家へと走る。
「二人のことは私が送っていくわ。」
朔をおぶった薺が言う。
ありがとうと言った紗那に対して蒼の反応が悪い。
追伸:
これから追伸をここにかきます。タグにコメント書いているとはまりきらなくて…(笑)
何か感想などあれば、どんどん下さい。待ってます。
結局七話目をあげてしまいました。出来るだけあげていきたいです。「本章」の方もあるので…楽しんでいたたげるとなによりです(*''*)