産声には言語も国境も人種もない。 獣から遠ざかるほどに 神さまからもかけ離れて。 理解し合うには複雑すぎるほど 人間になってしまうのだ。 それだって 許しあってしまおうぜ。 分かり合えなければ 笑い合えないか? 知り尽くさなければ 愛し合えないか? 人生が天国から落下していく過程にすぎないとしてもだ。 下らない人生はあまりにも退屈だから。 坂道を下り続けるのだ。 高らかに笑いながら。