イズモは叫ぶに近い形で宣言した
「我ら最高神様の復活のための計画を発動する!」
イズモは表の顔では、教団の神の化身のような立場である
「我らの理想の世界の為に、尽力しようじゃないか!」
信者達の中で歓声が上がる
「皆それぞれの誇りの元に、聖杯を我ら最高神様に!」
カップを教壇に置く
「宣誓は終わった!我らの誇りの元に、戦いの開始を宣言する!」
信者達は皆、狂ったような感覚に陥っていた...
「ふむ...そろそろか...」
ロマノフは杖を構えた
「我ら神の元に、信者達に力を与えよ!」
教会は謎の光に包まれた...
イズモは信者達が、異形の『モノ』達に変化していくのを見ていた
「(ふふふ こいつらはもはや僕のしもべ...所詮、信仰心はこの程度よ...)」
イズモは危険な笑みを浮かべながら命令を出した
「皆のもの、進撃せよ!」
異形の『モノ』たちは、教会の建つ、街へ進行をはじめた...