出雲大社にまつわる神話について、書き込ませて頂きます。
出雲大社の御祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)です。大国主命は、地上世界を統治していましたが、次第に、地上世界に災いが増え、荒れてきたのです。
高天原(たかまがはら、天界)の神々はこの様子を見て憂い、高天原の神に地上を統治させることを計画しました。
この後、紆余曲折はあったものの、大国主命は最終的にこれを受け入れます。この時、「自分のための御殿を建ててほしい」との条件を出します。神々はこれを承諾し、御殿が建てられます。
この御殿が「出雲大社」と呼ばれる神社になったのです。
以上が『古事記』に記されている出雲大社の起源です。
神話は、日本人の心の拠り所となるものです。是非多くの方に触れて頂きたいと思います。