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解放

「やっと終わったぁ!」
シンジは勝鬨の声を上げた
「でも...なんだったんだろう...あれ...」
「うーん」
シンジとオラクルは頭を捻りだした...

「(ふふふ...もう少し...)」
復活に必要なエネルギー、それは恐怖により産み出されるマイナスエネルギーだった
「(シャングリラが復活した暁にはには....)」
彼から、危険な笑みがこぼれていた...

「さぁ...ここね...」
血鏡館の地下、広い空間に繭のようなものがある
「ルナ、クラン、いくわよ。サクヤ、サポートお願い」
「わかりました」
「じゃ、いっくよー」
3人は力を込め始めた...
そこから約5分、繭がほどけてきた
「お、もう少し」
さらに力を込める
力は優しく繭をほどく
そこから翼に包まれる白く輝く少女が出てきた
少女は優しく降り立つ
「久しぶりに外の空気吸ったなぁ」
この少女こそ、天津神禍 その人だった
「ちょっと力を貸してほしいの」
「え?いいわよ」
「...こんなに軽かったっけ」
そんなことをいいながら、ルナは久しぶりにわくわくしていた...

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