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ファヴァー魔法図書館 #65

『彼女らの難題』

彼女らは重水素と三重水素を一つにする事は出来た。
しかし彼女らの知的好奇心は収まる所を知らなかった。
彼女らの目には融合の二文字しか無かった。

彼女らはそれよりも大きなエネルギーを欲した。
そうして完成した計画、それが【プランクエネルギー炉】である。
プランクエネルギー、それは時空に存在しうる最大のエネルギー。
プランクエネルギーは10^19GeVと表記され、原子力エネルギーの10^21倍である。

プランクエネルギーをどうやって引き出すかは解らない。
結局の所我々は傍観者なのだから。
しかし、一つだけ言える。
プランクエネルギー炉は、時空を崩壊させる最小値である...と。

To be continued #66『彼らの難題』

P.S.解ります。ここにいる筈の大多数は話に付いて行けてないと。
1ドルを超えると何がいけないんだよたかが100円位だろ、とか。
プランクエネルギーって何だってばよ、とか言われてるに違いありません。
まぁ良いんです。だってこの章はある程度の人が飛ばす事を想定してるのだもの。
あ、それとこの物語はフィクションです。
プランクエネルギーが時空を崩壊させる最小値だなんてソースはありません。

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