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苛立ち

「イズモ様、『あれ』が全滅しました...」
「なに?誰にだ」
「それが...よくわからないのです...」
「何故だ!倒したものがいたはずだ!」
「そのような気配の一辺、魔力は全く感じなかったどころか、いきなり『あれ』の気配が消えたのです」
「ならば...光神か...チッ、あと少しだというのに...」
イズモのイラつきは最高潮に達していた...

オラクルの不安は高まっていた、強大な力はさらに力を増していた
「(なんなの...これ...本能的に行っては行けない気がする...)」
オラクルはこのまま深いところに落ちていくような感覚に囚われていた...

「終わったよー」
「本当、呑気ねぇ...」
「まぁ、結果オーライかな」
「それもそうね」
血鏡館は和やかな雰囲気に包まれていた
その時...
ドアが開いた、そこにはオラクルが立っていた...

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