「薊。」
静かにおじさんが呼ぶ。
薊の様子が変わったら。
「…てやる…。」
「…薊?」
おじさんの呼びかけには反応しない。
「…殺、してやる…。」
「薊。」
少々きつい口調だ。しかし、薊は叫ぶ。
「殺してやる!人間共みんな‼消し去ってやる!」
「薊。」
大きな声を出したわけではない。しかし、子供を黙らせる迫力は果てしなかった。
「落ち着け薊。
薊の気持ちは十分わかる。だが、子供のお前さんに何ができる。…別に薊のことを止めやしない。だが、今行ったところで殺されて終わりだ。母親のようにな。」
あえて辛い言葉を入れて怒っていること、薊にも伝わる。
「お前さんの目的は何だ。」
「…母様を殺した、人間全てを消すこと。」
齢四歳の少女がいう。
「そうか…。」
おじさんは特に何とも言わない。
「朔はどうだ。」
答えられなかった。
追伸:
あああああああ!載りました‼
凄く嬉しい…(`;ω;´)
初心に帰れと、そういうことですかね??笑
まあ、四歳の子がいう言葉ではないですよね(苦笑)反省です。
うん、やっと進んできた気がしますね。
今後ともお楽しみ下さい!