『最もカフェテラスが似合う私が下ろす』
「以上が今いるA.L.Nの歴史の一部だよガラシャくん。」
そよ風は時々荒波となり彼女らを襲うがその様な物は効かない。
「そうね...早くアラクサンドラさんに挨拶しないと。」
吹き付ける熱波は核融合を起こす。
「そしてこれがプランクエネルギー炉の試作品だよ。」
目の前にはアルタイルが光る。
「なーんだ、彼女らはたどり着けなかったのね、プランクエネルギー炉に。」
光を百億個集めた珠は突如カタチを崩す。
「そうだね。」
γ線バーストは否応なく悲鳴をあげる。
「ユリ、私カフェテラスに行きたい。」
灼熱の核融合は未だプランクエネルギーには辿り行けない
「そうだね。」
「私は最もカフェテラスが似合うからね。」
グリモワールは有限の無限
NEXT episode8 『真実は虚構より苦なり』
P.S.この章は、色々な物に影響を受けた章でした。平沢進にZUN、他にも色々。
そのお陰でプロットにも修正が入っり...いやぁある種の分岐点です。
これからどうなるんでしょうか。