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題名の無い詩

青写真を見ていた
いつから、惚れていて
いつから、忘れられて

交わすことのなかった
絡むことのなかった
出逢うことのなかった

青写真を見ていた
いつから、振り返って
いつから、懐かしんで

触れることのなかった
識ることのなかった
別れさえもなかった

忘却を見ていた
回顧をしていた

きっと、全てが青春だった
あの時も、寒い冬だった

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  • すごく好きです、この詩。
    気付いたら惚れていたのに、交わすことも絡むこともなかったのなら、出会ったとは言えないのかなぁなんて。出会っていないから別れもなかった。いや、別れだなんて呼べない。
    でも思い出す時はいつだって寒い冬。
    青春って気付けないものなんですね…笑

  • 【DAISYあっぷるさん】
    青春は、本当にその時には気付けないですよね。
    振り返った時に「あぁ…青春だったな」って思うことの方が多いです。
    この詩をすごく好きだと、DAISYさんなりの解釈まで添えてレスしていただいて、本当にありがとうございます。
    僕なりの込めた想いもありますが、差異にむしろ喜んでいます。
    また、目に留まるような詩が書けたらいいなぁ。