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命懸けの解釈

先程の話の解釈です!まず序盤、味噌のおにぎりというのは、味噌汁や白米といった、和食を象徴したものと考えられます。そしてそれに対する牛の鳴き声での返答。これは牛肉、つまり海外の食文化の流入を表していると考えられます。日本の食卓で本格的に牛肉が登場したのは、明治維新の文明開化の頃になります。そして最後、北海道の水平線の向こうからやって来た教頭が、おかかのおにぎりを差し出す場面。ここは、北海道の北方、つまりロシアと、おかかは魚介、つまり海を象徴していると考えると、これは日本とロシアの北方領土問題を連想させます。眼前にせまる北方領土問題に対し、明治8年に出された樺太・千島交換条約を表しており、多くの変化に揺れていた明治時代の日本を表した寸劇だったのではないでしょうか。

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