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鬼ノ業~序章(拾捌)

唐突なその言葉に、反応が遅れた。
「……え…?」
「あの日、薺が人間の嬢ちゃんを送り届けたろう、家まで。その時だ。どうして、朔っくん薊には父上がいないの、だったか。あの嬢ちゃんの言葉に、薺は狂ったらしいな。その言葉がいけないってことが、子供にゃまだわからんよ。しかしまあ、薺は本当に動転したらしくてな。」
朔は、一気に入ってくる情報についていけていない。しかし、おじさんは追い打ちをかけるように言う。
「朔、お前さん見てただろ?」
朔は固まった。
「薺が鬼の姿になるのを。」

  • ここのタグも、私の手にかかればぐだぐだコーナー。
  • 書かなきゃいいって?
  • いやいや、唯一よるいところなんですよ(笑)
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