3

あの頃を

今を必死に生きていたあの頃は、もうぼんやりとしか思い出せない。
僕は、どんな顔で笑ってたんだろう。
それを知る術なんかない。
当たり前だ。僕の笑顔は僕には見えない。
鏡を見ながら笑ってた訳じゃない。
でもきっと、それは誰の目から見ても輝いてた。
必死だったから。
必死になることはきれいなことだ。僕が身に纏う綺麗なものなんかとは違う、きれいなこと。
そして必死になることは、何よりも楽しかった。はずだ。もう忘れてしまったけど。
あの頃、遊んでいて楽しかったのは、僕が必死に遊んでいたからだ。
気づかなかった。今さら気づいてしまった。
もう気づかなかったほうがよかった。
懐かしくて寂しくて、どうにかなってしまう。
それが苦しくて仕方ない。

あの頃の僕。どんな顔で笑ってましたか。
もしよければ教えてください。
未来の君は、もう壊れたよ。
壊したくないなら、笑顔を忘れるなよ。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。

  • FUNTOM君、なんかスゴく感動した!どんな辛い事があってこの詩を書いたのかな?でも、FUNTOM君が必死になって素直に心から笑顔になりたいんだと感じるし、カッコいいよ。

  • オス猫さん、レスありがとうございます。
    25日に自分が忘れた気持ちの授業があって、その時学校掲示板に書き込んだことについてもう少し考えてみました。それを言葉にしました。
    最近の僕は、結構安定してます。大丈夫です。
    ご心配させてすみません。
    僕の拙い言葉でも、カッコいいって言ってくれる人がいて嬉しいです。ありがとうございます。

  • 学校掲示板の書き込みを読んだよ。

    そうなんだね、本当に良かったw

    うん、本当に良い詩だわぁ(*´ω`*)