「おー...いてて...」
シンジは少し深い傷を負ったが、生きてはいた
そこから3日、傷は少しずつ治りかけていた
「まだじっとしてなさいよ」
「でも...うーそうする...」
「(うん...?何だこの気配は...邪気に満ちている...)」
「オラクル...?」
「え?ああ、そうね、あなたはじっとしてなさい」
オラクルの予感...それは未来への予言に近かった訳で...
「ねぇ、あなた?」
「え?俺?」
「そう、あなたよ。ちょっと来て...」
サクが呼ばれて行ったのが約3時間前、色々とあって今に至る...
「つ...強い...」
呼ばれた理由は、天津神禍の個人訓練だった
「んーまぁ、人間だからこんなもんかぁ...」
「はぁ...はぁ...だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ファイズは紅く光る剣を構えて突撃してきた
EXCEED CHARGE!
ファイズがエネルギーを纏い居合いを狙う
天津神禍はひらりとかわし、首をちょんと突いた
ファイズは突進中に倒れる
「あらぁ...やりすぎちゃったなぁ...でも、この子、素質は充分なのよねぇ」
天津神禍はサクをおぶって、サクの部屋へと向かった...