「只今戻りましたーっと。」
外から、薊の張りのある
凛とした声が響く。
思わず朔とおじさんは顔を見合わせ吹き出した。
「おう、おかえり薊。」
「洗濯物干しちゃうね!」
「頼むぞー。」
そしてまた薊は外へ出る。
朔は、力が抜けるように、長いため息をついた。そして微笑って言うのだった。
「ほら、おじさん。
後ろには薊がいる。」
__こうやって、薊に守られている。知らない方が良いこともあるって、薊が護ってくれているんだよ。
「だから、聞かないでおく。」
言葉にされていない部分に、時間差が生じたように感じたが、朔の中では、ちゃんと繋がっていたのだろう。そう思い、やっとおじさんも、薊の手料理に箸をつけた。
追伸:
前回の話を読まないと繋がりが見えないかもですね。
そして何故か、張りのある と 凛とした の間に生じている改行(笑)意味はありません。気づきませんでした。指先が迷子だったのでしょうね。
感想、アドバイスがあれば、どんどんレスをいただきたいです。よろしくお願いします。
薊かわいい…笑
最近この子たちの名前をちゃんと読めずにさらさら読んでいたぞ…と気がつき最初からきっちり読み返してみました(^_^;)これ、そもそもお話しのなかのお話だったのですね!
朔も薊もだんだん大人になってきましたね…
これからどうなるのか、楽しみにしていますね!
シェアさん、レスありがとうございました!
あざみんを可愛い何て言っていただけて光栄です。
そして、最初から読み返してくださるだなんて。そうなんです。お話しの中のお話なんです。語り手とその子供がだれか…何て考えていただけると。完結まではまだまだなんですけどね(苦笑)