悲鳴が響き渡った
その日、ロマノフが無に返った...
「あら?目覚めた?」
担ぎ込まれて3日、サクはその間眠り続けていた
「いったったった...あれ?」
サクはキョトンとした顔で言った
「うーん?」
「あーもうちょっと寝てなさい」
天津神禍の近くでサクは再び眠り始めた...
シンジの傷はほぼ完治していた
「ねぇ、シンジ?」
「ん?」
「ちょっと相談なんだけどさぁ、強大な敵がいたらどうする?」
「そりゃあ、なんとか頑張るよ」
「なんとかって?」
「うーん...なんとかは、なんとかだ」
「そう...質問を変えるわね。勝てないと思って挑むのはバカ?」
「俺は...戦わなければならないのなら、やるだけやる...たとえやられても、俺はやる。だから、バカじゃないって、俺は思う」
「ありがとう...ごめんね。こんな質問して」
「いや、いいよ」
オラクルは決心を固めた、たとえシンジ一人を残してでも、自分自身が滅びても、この世界を守ると...