家に帰るまでの道のり、二人は無言だった。
梟の鳴く声に、薊が微笑む。
「あの梟、大丈夫かしら。」
「どうした?」
「だって、もう"朝が来た"何て言うのよ?」
くすくすと微笑う薊に、朔は間をおいて、困惑の表情をする。
「え?薊、梟だよね?」
「えぇ。……?」
薊自身は、自分の言葉の不自然さに気付いていない。
「薊、鳥と話せるの?」
「鳥だけじゃないわ。動物は全般…。」
ようやく気が付いたようだ。
「兄様は聞こえないの?」
「…これが"力"なのか?」
再び梟が鳴く。
朔は薊の言葉を真に受ける。
「何て?」
少し耳を澄ませるようにした。薊の顔は訝しげだ。
「嘘じゃないって…確かに明るいって。」
嫌な記憶が甦る。
草木がざわざわと揺れる。風なんて殆んど無いのに。
「帰ろう。」
薊も同じ気持ちで駆ける。こんな夜中に"明るい"なんておかしい。
家に近づくと、肉眼でもはっきりと見えるようになった。
追伸:
何だか"力"が発現したような書き方で何とも…(苦笑)発現していないわけではないのですが、完全に、と云うわけではないんです。つまり、動物の声が聞こえることが"力"なのではないんですね。
これ以上は流石に言えませんが(笑)
今月も宜しく!d=(^o^)=b
長文って見てると飽きる時もあるんだけど、この書きこみは飽きない不思議なパワーのあるポエムだね♪
せんべい汁大好きさん≫
ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです( 〃▽〃)
長文に…なっちゃうんですよね(苦笑)もっとまとめなければとはおもうのですが。
とうとう鬼ノ業も(序章ですが)二五話目になりました。引き続き、よろしくお願いします‼
宜しく!(^◇^)楽しみにしてるよ!σ(o・ω・o)