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Ep.2 父の残したモノ ストーリー1:ロックシード

その日、僕は父さんとドライブをしていた
そして...
「逃げろ、陵!変身...!」
COMPLETE!
ファイズと呼ばれるその姿で父さんは戦い続けていた
でも、その日は少し違った...
「ウッ...」
オルフェノクの刃がファイズを貫く...
ファイズはその場に倒れこんだ
「父さん!」
「危ない!」
さらにもう一太刀喰らい、変身解除してしまった
「お前を戦いには巻き込みたくは無かったが...」
彼は、ベルトと錠鍵...ロックシードを手渡した
「やってみるよ...!」
陵は立ち上がり、叫ぶ
「変身!」
アッシュウルフ!
LOCK ON!
『アッシュウルフアームズ!ウルフレジェント!ジ・ビギニング!』
陵は変身し、オルフェノクを圧倒する...
「俺はもうダメか...」
彼はメールを打ち始めた...

ビロリン...
携帯がそう告げたのは、夕食の準備をしている時だった
メールを読んで、彼女は泣き出した

俺の愛する咲夜へ

俺はもうダメかもしれない...君より先に行ってしまうのは心苦しいが、すまない...少し張り切りすぎてしまった...1つお願いがある。陵を頼む...君にしか頼めないことなんだ、よろしく頼む
じゃあな...



陵が帰って来た、いつもの3人分の食事を用意して
「おかえりー!あれ?お父さんは?」
陵は黙ってお守りを差し出す
「なに?これ?」
「父さん...」
小さくそう呟き、陵は寝室へ向かった...

  • 約数十年後のサクの話
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