あれから2日、いつもの日常に戻ってはいたが、2人もどこか沈んでいた
夕方、咲夜が買い物へ出掛けたときに、彼女がいた...
「サクヤ、久しぶりね...いや、こっちじゃ初めましてか...」
「誰...?あなたは...誰?」
「...記憶が剥がれ落ちてる...か...」
「答えて...!あなたは...誰...!」
彼女は呪文のようなものを唱え出した
「眠りし汝の記憶よ!全てを在りし光で写し出せ!」
咲夜は眠ったような感覚に陥った...
ここは...?
「サクヤ...」
この娘は...誰?
「私の側にいてくれてありがとう...あなたの幸せを、私が奪ってごめんなさい...」
「お嬢様...私は、充分幸せでした...」
これは...私?
「ありがとう...」
「お嬢様...!」
そこで映像は途切れた...