私が初めて誰デレを聞いたのは、何かのテレビ番組だったと思う。たまたまつけていたテレビから聞こえてくる里菜さまの歌声。「誰になりたくて歩いてるの」。私の胸にこの歌詞が突き刺さる。いろんな理想を持ちながらも、現実に打ちのめされ、ただただ生きている毎日。変えたい、変わりたいと思っても何もできない私に、里菜さまから問いかけられているような気がした。
そのまま聞いていても、共感できる歌詞ばかり。「それなりに着飾って 色づいたって 本当の自分はどこ」、「私なんか 私なんかってもうやめにして 私だって 私だって主役になって歩いてみたいだけ」。私の気持ちをすべて代弁してくれているかのようなこの曲は、すぐに私のお気に入りに、里菜さまは大好きなアーティストになった。
「私にだってシンデレラストーリー」、里菜さま来校について聞いた時も、とても嬉しかった。今回シンデレラにはなれなかったけど、今日の授業が私をシンデレラに近づけてくれる気がする。あと3時間後が待ちきれない。
校長、教頭、そして里菜さま。今日もよろしくお願いします。