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鬼ノ業~序章完結

朔の首筋には刀が添えられている。
鼓動が速くなる。
誰。何故。
しかし、武器なら朔だって持っている。慣れた手つきで、矛の先を、相手の喉元へ。これは、天性の物だった。
「名を、名乗れ。」
朔が尋ねる。襲われたことなんぞあったことはないが、対応は優れたものだった。誰かに教わったことがある。__誰だったか。
すると、朔を掴まえていた手が、剣が、ふっと弛んだ。
「蒼だ。お前の旧友の。」
朔は勢いよく振り返る。
「蒼…!?」
あの日の面影が残っている。黒い短髪や、澄んだ黒真珠の様な眼はそのままだ。
「久しいな、朔。」
爽やかな風が、朔の髪を揺らした。まるで、二人の再会を喜ぶかのように。

追伸:
今回の追伸は此方にお邪魔します。調度一括りついたところで、定期考査という悪魔が追って参りました。2週間程休みます。一年間の成績決まってしまうので(*T^T)2週間後からは鬼ノ業~本章が始動致します。お楽しみに!

  • 序章完結
  • 定期考査…いや、本章を
  • 頑張りますo(`^´*)笑
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  • おおっ…こうなるのか!
    蒼カッコいいなぁ、やっぱり。

    あ、テストお疲れ様です。
    頑張ってとは敢えて云わないで、此処で待っています(笑)

  • いやぁ序章お疲れ様です。
    相変わらずのクオリティに脱帽します。

    俺、こういう雰囲気すごい好きなんです。
    これからも頑張って下さいね。

  • シェアさん≫
    ちょっと休み時間です、皆に会いに来ちゃいました(笑)
    いつもありがとうございます。シェアさんのレス一つ一つがいつも私の励みとなっています。蒼兄かっこいいですね、自分でも思います(笑)本章でも、かっこいい蒼兄は勿論、ちょっと違った蒼兄も描いていきたいです。…さっくんもですよ!笑

  • Key-towerさん≫
    ありがとうございます。しかし、Key-towerさんは毎回素敵な言葉をレスとして届けて下さるので、此処でも気が抜けません(笑)
    これからも私なりに言葉を紡いでいきます。
    一週間後、またお逢いしましょう‼