夢物語
開いた頁は何もない
薄くなった夢に笑った
しがみついた
夢物語に
僕が抱いた幻想に
立てば景色は高く 歩くこともできるのに
動けない僕は幻影だった
夢物語に潜んだ影は もう遠く
なんだって できたのに
なんだって できるのに
夢物語
燃えた頁が消えていく
忘れてしまった夢が笑った
すがらなくなった
夢物語は
僕が否定した現実
虚像に奪われた可能性を 再び掴んで
僕は新しい景色を見れた
夢物語のラストページを閉じて
いつだって 希望は持てるでしょう
いつだって 君達と変わっていく