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Ep.2 父の残したモノ ストーリー6:ファイズ

「うわぁぁぁぁぁぁ!」
サクは壁を貫いて、フィールドの中に吹き飛ばされた
「こんなもんじゃ、ないよなぁ?」
「クソォ...アッシュウルフじゃあ...勝てないのか...?」
「終わりだ...」
帝王が飛び掛かってきた...

天津神禍は観客席で、経過を見守っていた
「そろそろ頃合い...かな?」
天津神禍は言霊ととあるロックシードを投げつけた...

陵の頭になにかが当たって落ちた、帝王も、何かに阻まれたように静止した
「なんだ...これ?ロックシード...?」
とりあえず起動してみる
ファイズ!
「え?ファイズ!?」
LOCK ON!
『ファイズアームズ!ミスタージャスティファイズ!』
手にはファイズエッジ、胸には、懐かしさを感じるパーツ...
陵はファイズの力を纏った...

「ねぇ...これは、このときのためだったの?」
咲夜の前にはデルタギアがあった
死の4日前、急にサクが咲夜に送ったものだった
「何でだろう...戦わなくちゃいけない気がする...」
咲夜はデルタギアを装着した
「変...身...」
STANDING BY!
COMPLETE!
咲夜はデルタになり、窓から何かを感じる方向に向かって走り出した...

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