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Ep.2 父の残したモノ ストーリー7:復活

ファイズの力は強力で、さっきまでの劣勢が嘘のようだった
「これで終わりだ!」
ロックシードを3回カットする
『クリムゾンスマッシュ!』
帝王に蹴りを加える...
帝王は倒した
だが、境界は限界を迎えていた...

町の中、至るところが欠落していく
その代わりとばかりに穴から出てくるクリーチャー...
この町の、『終わり』が始まった...

「何だよ!これ!」
陵はそのままクリーチャーと戦いだした
1体1体は弱いが、数が数なだけに、労力は凄まじかった
「それでは駄目」
そう叫んだのは、天津神禍だった
「誰?」
「神様...とでも言っとくよ...」
「なんじゃそりゃ」
天津神禍は何かを始めた...

咲夜が中心街に着いた時には、クリーチャーに町が半分以上喰われていた
「クソ!」
咲夜も戦いを始めた...

大きな音を立てて、割れた境界が広がった
と同時に、黒龍が表れた
「やぁ...久しぶりだね...」
天津神禍は黒龍に向かって言った
「天津...貴様...!」
「シャングリラ...私の育てた戦士達ははどうだった?」
「やはり貴様が...引き金かァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
シャングリラと呼ばれる黒龍は激昂した
「俺の受けた苦痛...貴様にも味あわせてやる!」
「ねぇ、こいつ誰?」
「昔、君のお父さんが倒したやつだ...さぁ陵くん、あいつを倒して」
「あれを?」
「そう、あれで境界が閉じるはずだよ」
「よし!」
陵は突進したが、シャングリラは軽くあしらった
「なんだ...?お前は?」
「君を倒した戦士の息子だ」
「なんだと!?ならば貴様も...同罪だァァァァ!!!」
猛り狂い、全てを破壊せんとする
「(うぉヤベェ)」
その時...
「ロック!」
EXCEED CHARGE!
「あら咲夜!早かったのね」
「天津様!?何故ここに!?」
「ちょっとね...後、シャングリラっていったらわかる?」
「え?あの?」
「そう、それがあれだから...よろしくー」
「よろしくって...」
「でも、援軍は呼んであるから...」
天津神禍は姿を消した...

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