『9日目壱』
ふら...ふら......ふらふら.........。
みゆりの疲れきった体は自然と佐奈伎大社本宮へ向かっていた。
みゆりは余りにも疲れていたのか、その事に気づいていなかった。
文字通り【気がついたら】神社にいた。
また風麿のお世話にならない様に、今日は早く切り上げようとみゆりは始めに思った。
白い影が【ゴースト】か確かめるために。
しかし、みゆりは自身の感覚以上に疲弊していた。
また文字通り【気がついたら】鳥居にもたれ掛かっていた。
その時だ、異変が起こったのは。
気がついたら目の前に白い影が一つ。
みゆりは目を閉じて居たから寝ていると勘違いして近づいて来たのだろう。
P.S.少し続きます。