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一握りの幸せ

全てが中途半端の私に貴方は〝頑張ってるじゃん〟って言ってくれた

貴方に迷惑かけてばっかりの私に貴方は〝ほっとけるわけないじゃん〟って言ってくれた

貴方がくれた温かい言葉に特別な意味なんてない
ただ教師という立場から、そのままの意味の言葉で私を導いてくれる

私にだけじゃない
そんなの全部わかってる、全部全部…

わかってるはずなのに、あの日のチョコレート味の記憶が私を縛り付けてる
行き場のない心が宙に浮いて彷徨ってる

どうして?どうして?
早く忘れたいよ、悪い夢なら早く覚めて
素直になれない自分がどうしようもなく憎い

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