人やものや状況への恨めしい気持ち、嫉妬、ストレス、劣等感…
それらは誰もが心の中に持っている、いわば毒のようなもので、他人にも自分にも害がある。体内にずっと入っていたら、何らかの形で身を滅ぼしてしまいます。だから定期的に毒を抜かなきゃいけないんですね。
毒を抜くには解毒剤が必要。それも個人に合ったものでないと効果は得られません。音楽を聴く、本を読む、ぼーっとする…
他人に話す、というのも方法のひとつです。しかし、自分が持っている毒を他人の前で吐き出すという事は、少なからずその人にあなたの毒は移ってしまいます。その反面、かなり効果のある解毒法なんです。恐らく性別年齢問わず誰にでも効果があります。
毎日毎日誰かの前で毒を吐き出していたら、常に愚痴っている人のレッテルを貼られ、人が寄り付かなくなってしまうかも。だからと言って吐き出さな過ぎも良くない。自分がもっと毒されるから。
他人の毒を浴びてしまった時。その人が毒吐き常連者なら離れる。ただの害です。たまに吐く程度なら、移ってしまった自分への解毒は後にして、その人の解毒に協力してあげましょう。擁護する、きつい言い方にならないよう別の案を提示する、ひたすら話を聞いてあげる…
そういう意味ではこの世は毒まみれです。自分に合った解毒剤を見つけましょう。あわよくば他人の解毒もこなしてしまうような人間になれたら良いですよね。
あー・・・、凄くわかる。わたしは受ける側ばっかで吐けなかったけど、解消法があるから何とかなったんだなって思います。
悔しい気持ちはバネにして、悲しい気持ちは成長の糧にして、そうやって生きていけたらいいですよね。簡単じゃないけど、この変換ができるかどうかが大事だなって、考えてます。