その手を離して 弱い私を探さないで あなたの声が、匂いが、優しさが 肺いっぱいに溜まるようで 喉から溢れてしまいそうで 1人で泣いていたいんだ あなたの背中を忘れる日まで 涙を枯らしておきたいんだ 胸底に抑え込んだこの気持ちを 薄くすりへらして空に飛ばしたいんだ だからその手を離して 弱い私に寄り添わないで 本当の言葉をつかわせないで