『夏の最後の日壱』
うんざりするような熱帯夜、瞬く事の無い空。
時代が変えた景色の中、時間が止まった邸。
「こんばんは、風麿さん。」
「はい、おかえりなさいみゆりさん。」
みゆりの前には蕎麦茶が置かれていた。
「今日は戸隠の蕎麦を使ってみました。恐らくこの間のものよりは上等ですよ。」
風麿が言った通りこの間の蕎麦茶よりは美味しかった。
「.........。」
「.........。」
子供達が寝静まる頃に雑談が止まった。
少しして風麿の目が変わった。
「............話しますか。」
「お願いします。」
P.S.色々聞きたいことはあるかも知れないけど全部最後に書くね。
すみません、なんだか諸事情により書く気を無くしてしまったので続きは明日以降書きます。