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きいろいし #11の壱 第一季終話

『夏の最後の日壱』

うんざりするような熱帯夜、瞬く事の無い空。
時代が変えた景色の中、時間が止まった邸。
「こんばんは、風麿さん。」
「はい、おかえりなさいみゆりさん。」

みゆりの前には蕎麦茶が置かれていた。
「今日は戸隠の蕎麦を使ってみました。恐らくこの間のものよりは上等ですよ。」
風麿が言った通りこの間の蕎麦茶よりは美味しかった。

「.........。」
「.........。」
子供達が寝静まる頃に雑談が止まった。
少しして風麿の目が変わった。
「............話しますか。」
「お願いします。」

P.S.色々聞きたいことはあるかも知れないけど全部最後に書くね。

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