窓をそっと開けて 今日も降る雨の匂いをかいで 飛沫を飛ばして滑っていく車を ただぼんやり見つめていた ああ 暇だなあって なんとなく濡れてる街に呟くの なかったことにしようとする私は 今日もまた小さな嘘を機械的に吐いて それで幸せじゃなかったとしても あなたには何の関係もないわ