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No title

共に歩くのも止まるのも、隣はあなたがいい。あなたの手を握ってもいいかな、照れくさそうに笑うあなたが心地よくて。
同じ方を向いて、同じことを考えて望んで、熱を分け合って、ただあなたと眠っていたい。冷たい涙をすくい上げて温めてみせる。あなたじゃなきゃダメだと心が泣く前に。
近すぎたからわからなくて、焦点が合わないから大事なものを見落としていた。時を止めて、隅々まで探し回ることが出来たらいいけど、それはきっと出来ないから、今ここでひたすらぐるぐる回るんだ。
やがて訪れる最期の瞬間をこの目に焼き付けて、静かに迎えに行けるように。

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