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割れても末に。

はやかった。月日が流れるのは、はやかった。
躓いた君は押し流されて、追いかける僕らも流されて。
タイムリミットはすぐだった、僕らは君を止められなくて。
学校という大きな岩に塞き止められて、道は二つに別れていった。

でも僕は、ずっと心で唱えてた。

    われても末に逢はんとぞおもふ

いつの日か、崇徳院の信じたことば。
逢いたいでも、待ってるでもなくて。

今、卒業、岩の先。
信じてたことが叶いそうだよ。

【不登校になったとても大切な友達が、学校から去るのを引き止められませんでした。 そのあと、「ちはやふる」の中での「せ」の札の解説を読んで、心の支えにしてました。】

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