少女は、とにかく酷い息苦しさを感じていた。
まるで睡眠薬を飲まされて深海に沈められた様な、
ゆっくりと、ゆっくりと、窒息し水圧を掛けられていく様な感覚。
そう、少女は沈んでいるのだ。
「私こそ......ねぇ。それは困った。
稀に良くある話だけど困った。うぅん.........私じゃ直せないなぁ。
............そうだ、ユリだ。あの子に頼もう。」
少女は面倒くさいと思った。
話が自分の外で勝手に進んでいるのを本能的に面倒くさいと思った。
ハーヴの香りのする少女は色々と纏まったのかくるりと半回転をしてこちらを見た。
「そうだった、自己紹介を忘れていたね。
私の名前は『知識』。そう、ただのノウレッジ。
突然だが君を連れ去らわして貰うよ。
私の管轄内に君のような子がいたら色々と面倒だからね。」
ほら、面倒くさい事になった。
そう少女は本能的に思った。
↓一応新高校生歓迎キャンペーンを行っている。
何も無いが寄っていって、どうぞ。
P.S.やあ、語り手ですよー。
高校受験もうすぐですね。
心配しなくても大丈夫、大体受ければ受かる。
ネット上には恐ろしい事が書いてあるかもしれない、
だけど大体受かる、大丈夫よ。
※責任はとらないがな!!