当時の僕は小学二年生で、物心あるかないかのときだったのを覚えています。
でもその日の記憶だけは鮮明に覚えています。その時のことも、その時の夕食も。
なにも知らない僕は、普通に学校から帰ってきて、急に、静岡に住んでいる祖母から電話がかかってきました。
「テレビ見て!」と言われ、「なんもないでしょ」と思っていた僕が、テレビを見た時のその映像は、
小2の物心あるかないかのときの僕の脳裏にその映像は焼きつきました。
それは、防波堤を越え、町、車、人、全てを飲み込む「津波」という悲惨なものでした。
自分は、山口県に住んでいて、被害を受けた「被災者」ではありません。
でも、そのテレビを通して見たことを忘れることなく、「伝える者」としてなら、被災者の人の苦労、困難、悲しみ、全てを、次の世代に記憶を受け継ぐことができるのではないでしょうか。
今日、父に言われたことは、
「急に、帰るところがなくなったり、友達と急に別れたりすることが考えられるか?」
と、言われました。
自分は考えられないと、そのとき思いました。
だからこそ、今、この環境、友達、家族、この時一瞬、一瞬を大切にしなければなと思わされる日だなと思います。
遠いところからですが、被災者の皆さん、いや、「震災の記憶を受け継ぐ資格のある人」たちの皆さん。
完全復興に何年かかるかわかりませんが、頑張ってください!