東日本大震災から、5年。
小学校六年生。お世話になった、先生方への謝恩会のリハーサル途中で体育館で揺れを感じたのを覚えています。ざぁっと、木々の揺れるような、何か大きな目に見えない大きなものが近づくような、そんな音が聞こえたかと思うとぐらっと揺れました。
ランドセルを背負って、足早に帰路についたこと、家のテレビを祖父母と弟とみたこと。ニュース速報で、慌ただしい放送フロアからのアナウンサーの焦りの色が見える音声とともに、東北の映像が映されていました。
言葉がでませんでした。
午前0時を過ぎた深夜3時59分。長野でも震度6強の地震が起きました。
私の住んでいるところからは離れた、栄村の地震でした。
その後、2時間後にも震度6弱の地震が同じ栄村で起きました。
あれから5年。
まだまだ復興は進んでいない現状。
毎年のこの日のニュースで、初めて知る現状。
もっと知っていかなければいけない事が、たくさんあると改めて思いました。