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東日本大震災。あの日から5年。慌ただしく、あっという間に過ぎていった5年の日々。すべてをうしなって0どころかマイナスからスタートした震災後の生活。泥だらけの道、誰かのトロフィー、フェンスを乗り越えて水没した我が家の車。見たくなかった誰かの腕、脚。集るハエ。落ちている鞄を拾っては中身を見て捨てていく人。食べるものもなく、どこで物資の配布をしているのかもわからず、ただひたすらに生きようとしてたあの日。真っ暗なはずの夜に真っ赤に燃える街。山。全てに絶望していたあのとき。それでも、なんとかして生きて、生きて。5年前のことなのに鮮明に覚えている。これからもきっとずっと忘れない。会えなくなってしまった人のためにも。絶対に風化させない。これからもずっと地元で生きていく者として、復興に携わっていきたい。




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