5年前は卒業式間近の小学生だった。
当時は、ニュースで流れる映像の衝撃と恐怖、当たり前が当たり前じゃなくなること、何かとんでもないことが起きたんだなという印象だった。
5年たって分かってきたこともある。
故郷や生活が突然なくなる気持ちは、想像することは出来ても、わかることは出来ない。けど、すぐ隣や、車でちょっと走ったとこの、同じ日本で起きたこと。よその話ではない。自然災害は誰のせいでもないけど、復興や対策は国全体の問題で、私達にも責任があると思う。子どもの私に出来ることはすぐには思い付かないけど、せめて、考えることはやめたくない。
避難されてきた方や地元に残っている方のニュースを最近見た。それぞれの立場で、進むために問題がある。まだ終わってないんだなってあらためて思った。私に代弁することは出来ないけど、協力したり応援することは出来るはず。
無関心が一番怖い。
地震大国で生きているのだから、皆の問題として考えて意思表示をしなきゃと思う。
力も頭も足りないのがもどかしいけど、今の自分に出来ることをしっかりやろうと思った。