朝焼けが染める街を、
あなたは出て行ってしまったのね。
さよなら、と告げたそのスカートを
次に揺らす風は、きっと違う熱を含んで
新しい色に染め上げる。
あなたの部屋には
いつかこの街で買ったものより、
新しい場所で買ったものが増えてしまうのね。
門出に間に合わなかった桜を、
わたしは笑顔で見上げられるかな。
それでもどうか、
あなたの目に映るものが、
優しいものでありますように。
すごい素敵な詩だと思います。こういう悲しくて儚い感じの詩が僕は大好きです。ただ、それでもnoakoさんが相手を想ったことのひとつひとつがあなたの未来にきっと描いてくれてるから、あなたは悲しまずにいて欲しいな、なんて。
《てらさん》
わわ、レスありがとうございます!
新たな場所で、新たな道を歩む友へ向けて紡いだ言葉たちです。少しだけ淋しくもありますが、きっと、少しのあたたかさと優しさをまとった風が、友の背中を押してくれると思います。
てらさんに、優しさで溢れた春が訪れますように。