3年生になった時、
ものすごく不安だったことを思い出しました。
私は人見知りで、あまり自分から話すようなタイプではないし、親友ともクラスが離れてしまったからです。
1年生の頃同じクラスで仲の良かった友達と
一緒にいました。
クラスのみんな、明るくてすごく面白くて、個性が強くて、だんだん自分でも喋れるようになって、毎日すごく楽しかったです。
でも その分苦手な人もたくさんいました。
個性が強すぎて「ああ、苦手だな」と避けて来た人もたくさんいました。
私の学校では進路公開というものをします。
進路の事だけではなくて、自分の今までの人生のこと、家族のこと、自分自身のことを話す人もいます。
私も、生まれつき持っている病気のこと、親や大人との関係のことを話しました。
その時に、みんなお返しをくれました。
自分が苦手だと思って避けていた人も、よく考えて返事を書いてくれていました。
そしてこの前卒業式がありました。
「このクラスでは泣けないかもしれない」と思っていたけど、最後の学活では涙をこらえるのに必死でした。
苦手だと思っていたけどほんとは大好きなクラスになっていました。
すごく素敵な思い出になりました。