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埋葬

シャッターの閉まったままのタバコ屋の自動販売機はもうそこにはありませんでした。ぽっかりと空いたその穴にチェックのスカートと涙と後悔と思春期のちかちかしたもやもやした可愛い悲しみを捨てました。飛び越える、14歳のわたし。悲しいなんて言ってらんないね。さよならのお別れはウインクで。

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